法政大学
理工学研究科 システム理工学専攻
理工学部 経営システム工学科
本専攻修士課程1年,山崎 裕翔さん(指導教員:五島洋行教授)が,2024年9月10日~12日に東京で 開催されたIEOM(Industrial Engineering and Operations Management)国際会議で研究発表を行い,「Optimal Layout Planning for School Consolidation ~Elementary Schools in Machida City, Tokyo~」という研究論文で Undergraduate Student Paper Competition Award を受賞しました.当該研究の概要は以下のとおりで,山崎さんの今後の研究の益々の発展を願っています.
「少子化の進む日本において,今後学校の統廃合は避けて通れない社会的課題ですが,学校の配置を考える際,特に小学校などでは通学距離をなるべく短くするような工夫が求められます。市・区・町・村の児童の人口分布を考慮しつつ,学校数や教師の総数を変えない範囲でよりよい学校の配置を決めるために,「最適施設配置問題」と呼ばれる問題を計算機を使って解き,最適な配置を求めました.論文では東京都・町田市をモデルケースとして検討しましたが,同様な方法は他の自治体にも適用可能です.」